客員教授を務めている自治大学校は東京の立川市にある。全国から集まる自治体の幹部候補生に対する講義はやりがいがあるが、少し遠いのが難点。特に東京駅から立川までの中央線は時間帯によってはかなり混んでいていつもそれが苦痛。
昨年度からは全6コマで完結する地方税財政の講義を担当しているが、大学など他の仕事との日程調整が難しく3コマ連続の講義を週末にまとめて実施するスケジュールを組んでいる。神戸を朝出発して新幹線で東京へ、さらに乗り換えて立川に着くのが午後2時頃。2時半から6時半まで3コマ通しの講義は自分にも受講生にもかなり辛いがやむを得えない。
先月いつものように東京駅で中央線の電車を待っていたところ、見慣れない「グリーン車」の文字が。入構する電車を見ると真ん中あたりに2階建てのグリーン車が登場している。東京駅から立川駅までの料金は数百円程度。Suicaをかざすだけなので購入もその場ですぐできる。
乗ってみたところ往復ともに車内はガラガラで快適この上ない。新幹線より快適かも。それからは毎回愛用している。
総武線にも早く導入してほしいと思うが、グリーン車のおかげで立川行きが体力的にも気分的にもかなりラクになった。