出張のささやかな楽しみは帰りの新幹線でビールを飲むこと。崎陽軒のシュウマイが好きなのでホームで買って車内で食べるのが常である。最近は東京駅の構内はデパ地下よりも充実していていろんなお弁当も売っているのだが、いつもワンパターンなシュウマイとビールにしている。
先週の帰り道、駅構内で買う時間がなく急いで駆け込んだホームの売店でシュウマイを買おうとしたところ、真空パックのものしか売っていない。真空パックのものはかつて無理やり温めずにそのまま食べたことがあったがやはりパサパサで美味しくない。やばいと思い他の売店に走ったがやはり真空パックのものだけ。売り切れている時はしばしばあるものの、ホームのすべての売店で真空パックだけとは。そう思うとホームの売店でシュウマイを買いそびれたこと、今回だけではなく最近ほとんどそうかもと気がついた。ホームに上がる前の構内の売店だったら売っているのに、である。
これはホームに上がる前に買って来るようにとのメッセージなのか。確かに崎陽軒の店舗は東京駅構内に複数ある。デパ地下化した駅構内で食事を買って、ホームのお店は買い忘れたお土産など最小限のもののみとする、そんな全体戦略があるのだろうか。
駅も変化していくのかなと実感した。